4月12日土曜日、2回目の「生き活カフェ」を開催しました。
今回は、大阪市旭区の皆さんで撮影された、認知症がテーマの映画「だいじょうぶ」を観ながら、色々お話をしました。
高齢者人口が増え続ける中で、認知症の方の数も確実に増加します。これはご本人やご家族だけの問題ではなく、地域、企業、行政、医療福祉すべてが連携して支えていく必要があります。
そのためにも「認知症」について理解を深めることが大切。
映画では、家族や周りの人たちが少しずつ認知症への理解を深め、無理に正そうとせず、ご本人に寄り添いながら、共に生きていく姿が描かれていました。
この日、参加して頂いた方の中には、ご家族が「認知症」であると分からず、何年もそのままで過ごしてしまった、「認知症」と分かっていれば、もっと適切なケアができ、自分自身のストレスも軽減できた、と言う方や、ほとんど寝たきりだった方でも、ご自身でできることは、時間をかけても自分でして頂く等、きちんと向き合い、自由と尊厳を大切にすることで、元気になる介護ができる、と言うお話もあり、とても有意義な意見交換ができました。
このように「生き活カフェ」では、お茶を飲みながら、皆さんとこれからをより良く生きるためのお話をしています。
毎月開催していますので、いつでもお気軽に参加して頂ければと思います。
次回は、「空き家相続対策」を中心に話をする予定です。
日時:5月10日(土) 14時〜15時30分
場所:大阪市旭区中宮4丁目10-14学びの空間「楽」(らく)
参加費:500円(ドリンク、もしもに備える情報ノート付)
