父の83歳の誕生日に、京都で「体験」を贈る一日

こんにちは。終活ガイドのkaoriです。

物を贈るより、時間を共有したい——そんな想いで、父の誕生日を京都で祝いました。

訪れたのは 平安神宮神苑 の散策と、
平安神宮会館 でのアフタヌーンティ。

これまでは誕生日に「物」を贈ることが多かったのですが、
関西万博での両親の様子を見て、
物よりも、体験を一緒に共有するほうが喜んでもらえるのでは
と感じるようになりました。

紅茶が好きな父に、今回はアフタヌーンティの時間をプレゼント。
当日の様子をお伝えする前に、少し父のことを書いておきたいと思います。


1年前の父と、今の父

今の父は、
週3回スポーツジムに通い、
関西万博では1日2万歩以上歩き、
今回のアフタヌーンティも完食するほど元気に過ごしています。

けれど1年前は、まったく様子が違っていました。

動作がとてもゆっくりで、
歩幅の狭いちょこちょことした歩き方、
食欲もなく、言葉が出にくい様子。
どこか覇気がなく、
「もしかして認知症が始まったのでは…」と家族で心配していました。

かかりつけ医に相談したところ、
血液検査で甲状腺機能低下症が判明。
薬の治療によって、症状は驚くほど改善しました。

甲状腺の機能異常でも、
認知症と似た症状が出ることがあるそうです。


元気になった父と母、3人での京都時間

前置きが長くなりましたが、
元気になった紅茶好きの父(83歳)と、
ガーデニングと食べることが大好きな母(77歳)との
日帰り半日京都観光の様子をお伝えします。


平安神宮へのアクセス

アクセスの工夫(JR山科駅経由がおすすめ)

平安神宮の最寄りまでは市バスが便利ですが、
京都の市バスは
「混んでいる」「時間通りに来ない」ことも多いため、
今回は地下鉄東西線「東山駅」から徒歩で向かいました(徒歩約10分)。

大阪方面からは、
JR京都駅から地下鉄を2線(烏丸線→東西線)乗り継ぐのが一般的ですが、
JR山科駅(京都駅から1駅)経由だと、
地下鉄東西線1本・約7分で到着します。

混雑しがちな京都駅を通らずに済むので、
我が家では東山方面へ行く際によく利用しています。

平安神宮エリアには、
京セラ美術館、国立近代美術館、京都市動物園、蹴上インクラインなど
見どころも多く、1日楽しめるエリアです。

春の蹴上インクライン

平安神宮神苑 

平安神宮神苑は、京都市左京区にある平安神宮の境内に広がる
池泉回遊式の日本庭園です。

明治時代に造られた近代日本庭園の代表作で、
約7万㎡という広さを誇ります。

平安神宮は歴史自体は比較的新しい神社ですが、
社殿は平安京の朝堂院を模した造りで、
鮮やかな朱色の建物がとても印象的です。

平安神宮

神苑の見どころ

  • 池泉回遊式庭園:東・中・西・南の4つの庭を巡りながら楽しめる構成
  • 作庭:小川治兵衛(植治)による設計
  • 建築美:泰平閣、臥龍橋など、庭園と建物の調和が美しい

春の桜、初夏の杜若・花菖蒲、秋の紅葉と、
四季折々の景色が楽しめます。

また、琵琶湖疎水の水を取り入れている点も、
この庭園の大きな特徴のひとつです。

春の平安神宮神苑

平安神宮会館(アフタヌーンティ会場)

平安神宮会館は、平安神宮の境内に建つ和風建築の建物で、
1969年に建立されました。

高床式や寝殿造を思わせる、
気品ある佇まいが印象的です。

エントランスから一歩入ると、
神苑を望む全面ガラス張りのロビーラウンジが広がり、
庭園の景色と上質なインテリアが美しく調和しています。

少し早めに到着して、
ラウンジからの景色を楽しむのもおすすめです。

アフタヌーンティの会場は、
ラウンジ横の「栖鳳殿バンケット」。
折上格天井と大きな窓から、
四季の庭園を間近に感じられる空間です。

平安神宮会館ラウンジ

平安神宮会館 アフタヌーンティの予約方法

予約は、
・平安神宮会館公式サイト
・一休.comレストランなどの予約サイト
からオンラインで可能です。

電話予約もできます(075-708-2351)。
開催日は月に数回と限られているため、
早めの予約がおすすめです。

アフタヌーンティの内容は、
季節ごとにテーマが変わります。

春のアフタヌーンティ

当日の様子

この日は6月。
神苑では花菖蒲が美しく、水連も見ることができました。

ゆっくりと庭園を散策したあと、
徒歩5分ほどで平安神宮会館へ。

会場の「栖鳳殿バンケット」からは、
神苑の泰平閣(橋殿)も望め、
彩り豊かなスイーツやセイボリーをいただきながら、
とてもゆったりとした時間を過ごせました。

京都出身の父の学生時代の話など両親との会話も弾み、
楽しいひとときになりました。


おわりに

近場で、半日ほどのお出かけでも、
非日常を味わうことができ、
両親もとても喜んでくれました。

終活を意識するようになってから、
「人の命には限りがある」ということを、
以前よりも強く感じるようになりました。

限りがあるからこそ、
今を大切に。
自分を大切に。
そして、自分を大切にしてくれる人を大切に。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。