エンディングノートとは?
エンディングノートとは、自分の希望や大切な情報を記録し、万が一の時に家族や信頼できる人に伝えるためのノートです。遺言書とは異なり法的拘束力はありませんが、自分の人生の整理や最期の意思を残すために重要なツールです。
このページでは、無料でダウンロードできるエンディングノートを、形式(PDF・印刷)や選び方、書いたあとの保管方法までまとめてご案内します。
まず迷ったらこちらから:無料の標準版エンディングノート
「どれを選べばいいか分からない」という方は、まずこちらの標準版・全29ページから始めることをおすすめします。基本情報・緊急連絡先・医療介護・財産相続・葬儀供養・デジタル資産・遺品整理・保管の8分野をひと通りカバーしています。
- 形式:A4書き込み式PDF(ご家庭やオフィスのプリンターで印刷可・必要なページだけ刷り直しも可)
- 特徴:「要支援と要介護のちがい」など制度解説付き、尊厳死宣言書の記入サンプルつき、デジタル資産(スマホ・SNS・ネット銀行・サブスク)にも対応
- 安全設計:口座番号・暗証番号・パスワードなど「そのまま使える数字」は書かず、保管場所だけを記す方式。紛失・盗難時も安心です
- 気になる部分から書き進められ、何度でも書き直せます
PDF・Excel・Word、どの形式がいい?印刷はできる?
当サイトで配布しているエンディングノートは、いずれもPDF形式です。パソコンやスマホの画面上で入力することも、印刷して手書きで記入することもできます。手書きのほうが、あとから家族が見つけたときに「本人が書いた」と分かりやすいという声もあり、あえてPDF+手書きの形にしています。
印刷するときのポイント:全ページを一度に刷る必要はありません。まずは気になる分野(医療・介護や財産など)のページだけを印刷し、書きながら少しずつ足していく方法がインクの節約にもなり、挫折しにくくなります。
- 用紙サイズ:A4サイズでそのまま印刷できます。書き込みスペースを広げたい場合は、少し拡大コピーしても構いません。
- 片面印刷がおすすめ:両面にすると、書き直したいページだけを1枚差し替える、といったことがしにくくなります。
- 自宅にプリンタがない場合:PDFをスマホやUSBメモリに入れておけば、セブン-イレブンの「ネットプリント」や、ローソン・ファミリーマートの「PrintSmash」など、コンビニのマルチコピー機からも印刷できます。
- 印刷したあとは:バインダーやクリアファイルにまとめておくと、あとから書き足したページも差し替えやすくなります。
パソコン上で入力・編集したい方向けに、同じ内容のExcel版・Word版も無料で配布しています。
- Excel版をダウンロード(章ごとにシート分け、選択式の項目にはチェック欄つき)
- Word版をダウンロード(見出し付きで印刷レイアウトも調整しやすい形式)
PDF版と同じく、口座番号や暗証番号などをそのまま書き込む欄は作っていません。デジタルファイルのまま保存する場合も、「どこに何の控えがあるか(保管場所)」だけを書くようにしてください。パソコンごと紛失・盗難にあった際のリスクを抑えられます。
書いたあとの保管方法
エンディングノートは、誰かに見つけてもらえる場所に保管して初めて意味を持ちます。一方で、通帳や印鑑の保管場所、パスワードなどをそのまま書き込むと、紛失や盗難のリスクにもなります。
- 口座番号やパスワードそのものではなく、「どこに控えを保管しているか」だけを書く
- 家族や信頼できる人1人には、ノートの保管場所だけは伝えておく
- 金庫や鍵付きの引き出しなど、貴重品と同じ場所にしまう
もっと自分の状況に絞りたい方へ:タイプ別エンディングノート
標準版で一通り書き終えたあと、あるいは最初から自分の状況に絞って整理したい場合は、以下のタイプ別ノートも無料でダウンロードできます。
| タイプ | 特徴 | こんな方におすすめ |
|---|---|---|
| お1人様向けエンディングノート | 友人や専門家への引き継ぎ、財産・遺品整理 | 相続人がいない方、身寄りがない方 |
| 高齢者向けエンディングノート | 医療・介護、葬儀、相続の整理が中心 | 60代以上、家族と終活を進めたい方 |
| 働き盛り世代向けエンディングノート | 財産・仕事・医療・デジタル資産の管理が中心 | 40〜50代、資産管理やライフプランを考える方 |
| 会社経営者・フリーランス向けエンディングノート | 事業継承、契約情報、財産管理が中心 | 会社経営者、個人事業主、フリーランス |

1. 高齢者向けエンディングノート
特徴:家族や介護、葬儀の希望を明確に整理できる
主な記入項目
- 基本情報(氏名・連絡先)
- 医療・介護の希望(延命治療の有無)
- 葬儀・お墓の希望(家族葬、戒名など)
- 相続・財産の管理(遺言書の有無、口座情報)
- 家族へのメッセージ
2. 働き盛り世代向けエンディングノート
特徴:仕事や財産管理、デジタル資産整理が中心
主な記入項目
- 仕事・事業の整理(退職金、契約情報)
- 財産の管理(不動産、投資、借入金)
- 医療・介護の希望(在宅医療の有無)
- デジタル資産の管理(ネット銀行、SNS)
- 家族・友人へのメッセージ
3. 会社経営者・フリーランス向けエンディングノート
特徴:事業継承、法人資産の整理が中心
主な記入項目
- 事業の継承(後継者、会社清算の希望)
- 法人財産の管理(銀行口座、契約情報)
- 仕事関係者へのメッセージ(取引先、従業員向け)
- デジタル資産管理(会社のドメイン、クラウド情報)
4. お1人様向けエンディングノート
特徴:信頼できる第三者に伝えるための内容が中心
主な記入項目
- 緊急連絡先(弁護士、友人、行政書士)
- 財産の管理(相続人不在時の処理、遺贈)
- 葬儀の希望(直葬、散骨、永代供養)
- デジタル資産の整理(アカウント削除、パスワード管理)
- 遺品整理(処分方法、信頼できる業者)
まとめ:自分に合ったエンディングノートを準備しよう
エンディングノートは、自分の人生を整理し、大切な人に想いを伝えるためのツールです。迷ったらまず無料の標準版から。自分の状況に合わせてより詳しく整理したくなったら、上のタイプ別ノートを試してみてください。
参考:他サイトの無料エンディングノート
当サイトのExcel・Word版のほかにも、無料で配布されているエンディングノートがあります。書式の好みに応じて参考にしてください。